理事長のご挨拶

理事長 筒井豊春

 2011年1月   

近年アジア地域の経済発展は目覚ましく、日本との経済交流も日々活発になっていることは喜ばしい限りです。特にベトナムは、1986年ドイモイ政策が始まって以降、目覚しい発展を遂げています。社会主義国であるベトナムが、色々な情報を発信し各国との交流を深めています。30年間、ビジネスマンとして各国を飛び回っておりましたが、経済交流の前に相手国の文化や歴史を尊重し、対応することが大変重要なことだと思っています。

昨年は、ハノイ建都1000年と平城遷都1300年を記念して、東大寺様のご理解を頂き、大仏殿内にて「ベトナムの蓮」弦楽四重奏団による演奏会を開催できましたことは望外の喜びでございます。
そもそも、日本とベトナムの文化交流の歴史は遠く奈良時代に遡ります。林邑(ベトナム)僧仏哲は、奈良時代の736年インド僧菩提僊那や唐僧道璿とともに来朝して大安寺に住し、林邑楽の楽曲や舞踊で752年の東大寺大仏開眼供養会を盛り上げました。その舞楽、林邑楽はその後日本の雅楽の中に伝えられています。

今年は更に一層、日本とベトナムの架け橋として力を注いでいく所存です。ハノイ最大のヌイ・チェック日本語学校の支援に加え、今年は、ホーチミン市最大のドンズー日本語学校への支援にも力を注ぎホーチミン市での日本語教育にも尽力いたします。

当協会の趣旨にご賛同される方々、また日越の文化交流と友好親善にご興味をお持ちの方々のご参加、ご協力をお待ちしています。