医療人材育成事業
ベトナムにおける医療の現状は改善がすすんでいるものの、まだ芳しい状況にあるとは言える状態ではありません。
しかし、ハノイやホーチミンなどの都市部を中心に外国資本の民間医療施設が徐々に開設されるようになり、これらの施設は概して衛生状態がよく、設備やスタッフの質も良好なため、日本人を含む外国人は大体それらの施設を利用しています。ただ、外来機能を中心とする施設がほとんどであることから対応能力の限界があり、大きな手術や精密検査が必要な場合には、バンコク、シンガポールあるいは日本などへの移送を考慮する必要があります。
こうした外国資本の施設の医療費は一般に高額であり、また移送となった場合は、さらに多額の費用が必要となります。
当財団では、その現状を少しでも改善できるよう、募金活動や、医療器具の寄贈、また、日本の医療事業者との架け橋をしています。
理事長活動報告 レポート |
当財団の筒井理事長がビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill&Melinda Gates Foundation、B&MGF) の主催するアメリカ、ニューヨークにて開催されたセミナーに参加し、当財団の活動について説明いたしました。
ベトナムの中央に位置するダナン市で、初めてのがん治療センターを設立するプロジェクト支援や、医療器具等の寄付、またダナン市と日本医療事業者とを結びつける橋渡し役として今後も活動していくことを報告いたしました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2009年9月22日 |
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ナショナルファンドベトナムチルトレンズ | 当財団は、複数回に渡り枯葉剤の後遺症などで目や心臓などを直す手術で子どもを支援している「ナショナル ファンド ベトナム チルドレン(NFVC)」へ、寄付金を納める形で支援活動を行っております。
現在、2万人の子供たちが心臓の病気に悩んでおり、うち、12800人は深刻な問題を抱えています。直ぐにでも治療が必要な状態であり、ベトナムの多くの子どもたちが、手術を待っている状況です。当財団としても新たな機会を設けて、恵まれない子どもたちへの支援活動を継続していこうと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2009年,2011年,2014年 |